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SNS・WEBマーケティング 2013/09/17

訪日客の発信力狙え 口コミへ「もてなし」重視


motenashi02



2020年の東京五輪開催が決まり、訪日外国人の集客策に注目が集まっています。
急増するアジアからの観光ツアー客に目を奪われがちですが、訪日客の7割以上は個人客で、6割超えが2回目以降のリピーターです。

彼らはインターネットで独自に情報を集め、旅先の記録をSNSなどに記録します。

そんな「フラッシュパーカー」の情報収集力や拡散力を活用した個人客の集客策が注目を集めます。

 

東京の下町に、稼働率9割を超えるゲストハウスがあります。台東区を中心に7店を構えるカオサングループです。

利用者は外国の個人客が多く、約半数は自社サイトに直接きます。

しかし「リスティング広告やSEO対策はあまり意味がない」と運営する万両の小沢社長は強調します。「予約に来るまでは宿泊サイトなどで価格や口コミなどさんざん調べているから」です。

 

自社サイトの情報に力を入れた方が効果的といいます。

 

同社はホテルによって相部屋やシングル、4人部屋など様々な部屋タイプを用意、価格も1人2000~3500円程度と幅を持たせました。内装に力を入れスタッフを多めに配置したホテルは、フラッシュパーカーを意識したものです。

単価は上がりますが、利益率を抑えて口コミを期待した対策。「情報拡散力のあるフラッシュパーカーは価格よりサービスにこだわる」といいます。

この結果、価格、部屋タイプ、口コミのいずれで検索しても「カオサン」の名が挙がってきます。

 

SNSや口コミサイトを上手く活用し集客に繋げ、さらにお客がSNSなどに投稿し集客するという、とても素晴らしい活動だと思います。

母体として、宿泊施設の内装やスタッフの語学力などのサービスが良質なことから、拡散されていることが前提ですが、海外に対して口コミ活用は素晴らしいと思います。

 

飲食店や美容室などのサービス業などでもソーシャルメディアは使われていますが、使っているだけで活用できていない企業が多く見られます。

「何を投稿すればいいのか分からない」といった相談が多いですが、「カオサン」のFBページを見ると写真がメインですが、投稿内容はユーザーが知りたい情報が投稿されていることが分かります。

このようにユーザーが知りたい情報を投稿することがFBの意味なのではないでしょうか。

知ってほしい情報だけですと、企業の一方通行になってしまいます。

知りたい情報を投稿することによって企業とお客をソーシャルメディアで繋げ、企業のファンになってもらうのではないでしょうか。

 

引用『訪日客の発信力を狙え』 日経MJ 2013/0913



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