PR関連 2013/11/02
過去に例のない大抜擢の裏にはSNSが
生活の一部になりつつあるフェイスブックやツイッターなどのSNSですが、ビジネスシーンにおいても大変活躍をしています。
間違った使い方をして「バカッター」などと、メディアなどで取り上げられていますが、活用の仕方によっては莫大な効果を発揮します。
SNSを活用し、会社に認められ、前例のない大抜擢をされた方がいます。
老舗セレクトショップビームスの婦人服ブランド「レイビームス」。
2013年4月、約20のスタッフを率いるディレクターに浜中さん(33)が抜擢されました。ディレクター就任直前の職場は、PR部門。
商品の買い付けや企画の経験はない「素人」です。セレクトショップ業界で、バイヤー未経験者がディレクターに昇格するのは異例なことで、ビームスにとっても初の試みです。
どうして抜擢されたかというと、浜中さんはビームスという企業の枠を離れれば、ファッション愛好家の間では多くのファンを抱える有名人です。
SNSのフェイスブックで約4000人、ツイッターで約3000人のフォロワーをもち、「プライベートも含めてファッションについての思いを素直に表現した」ことが受け、ファッション業界でもトップクラスのフォロワーを獲得しています。
ビームスとしても社員の個性や趣味を生かしたブランド戦略に取り組みを始め、特定の商品やブランドに対して強いこだわりを持つ個人を商品の企画や調達に積極的に登用していることも、抜擢の要因の一つになるのかと思います。
浜中さんにようにSNSを使うことによって、会社だけでなく個人としてのブランドを確立し、チャンスをものにしている方が今後も多く出てくると思います。
21世紀は「個人の時代」と言われていますが、自己ブランドを確立することができれば、やりたいことや夢が叶いやすくなるのではないでしょうか。
目立ちたいがために、迷惑をかけるのは違いますので…
参考:『社員の個性で店つくる』 日経MJ 2013/11/01
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