PR関連 2014/01/09
『ぽっちゃり=可愛い』の真実
昨秋販売されたぽっちゃり女性向けファッション誌が登場させた言葉「マシュマロ女子」。ネット利用者の間で、にわかに注目されるようになりました。
しかし、本来の意味は異なります。もともと雑誌では「マシュマロみたいな雰囲気のコーディネートの女性」を表していました。
ところが、ぽっちゃり女性のグラビアページを撮影した画像が、昨年の暮れにネット上で急速に拡散。ネット上で、グラビアに写っていたモデルのぽっちゃり体系が注目された結果、ネット社会では「マシュマロ女子=ぽっちゃり体系の女性」という認識ができあがりました。
さらに近年では、「もてぷよ」「ぷに子」「ぽっちゃり女子」「ポチャ子」など、女性誌を中心に独自の命名が相次いでいます。
こういった命名の背景には、ぽっちゃりという体系を肯定的に見せる為の「キャラ」の確立が目的にあるのではないでしょうか。
「ゆるキャラ」は人気のあるキャラでも、よく見ると怖い印象を受けるものや、可愛くないものまで様々です。しかし「ゆるキャラ」というくくりで見ると、可愛く見え愛されているのではないでしょうか。
「ぽっちゃり=可愛い」というジャンルが確立されることにより、ぽっちゃりファッション市場への注目も高まり、市場の拡大につながっていきます。
キャラの確立は企業や個人にも当てはまります。
「サッカーのことなら○○に聞けばわかる」や、「美容のことなら○○さんに聞けばわかる」といったようにキャラの確立が出来れば仕事や恋愛において役に立つのではないでしょうか。
2014年も始まったばかりですので、なりたいキャラの確立に使う1年にしてみるのも良いのではないでしょうか。
参考:『マシュマロ女子』 日経MJ 2014/01/08
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