PR関連 2015/02/20
PRイベントを一週間前に控えてメディアがこない!マスコミ(テレビ)をこさせる取材誘致テクニック
イベント開催まであと7日。なのに、どこからも取材の申し込みがない。プレスリリースは送信したし主要メディアに何度も度電話した。多額の予算をつぎ込んでタレントさんもキャスティング。弊社社長もやる気満々なのに…これでは恰好がつかない。
…どうしたらいいの?
社運をかけたイベント。TVの取材が絶対!の社長命令
企業の広報担当から、よく聞くある悩みです。残念ながらイベントのほとんどTV取材がこない現状。なぜならば、ほとんどのイベントにニュース性がないからです。ちなみに取材の申し込みがあるイベントには以下のような要素があります。
☑話題性のあるタレントが出席する
☑市場に影響があるイベントである
☑びっくりする程、面白い画が撮れる
☑社会性・トレンドに関連している
どうですか?あなたの会社のイベントは、今、ヤフートピックスや新聞一面にならんでいるニュースを押し出しても記事になりそうな内容ですか?
そうは言っても、なにがなんでもメディアを呼ばないと!
新聞・TVなどは、基本、前日まで取材するか否か決まりません。何か月も前から取材が決まっている場合は別として、メディアは日和見主義。当日、どんなニュースが飛び込んでくるのか分かりませんから、取材確定は当日の午前中だったりすることもあります。
ただでさえ忙しいイベント当日に、広報担当者がメディアを誘導することは大変。混乱を避けるためにも、かならず別働隊の「プレス対応チーム」を用意しましょう。
こんなことしていませんか?主要メディアに電話で猛アプローチ
前日の追電(おいでん)は、あくまで当日の人数確認程度で。追電をすれば取材率はあがるかも知れませんが、取材は電話に出たスタッフが1人でおこなうものではありません。そこでやみくもなアプローチは迷惑です。
番組担当者に会いに行ってPRイベントの内容を必死に説明
会いに行って説明するのも大切でしょう。でもTV的にニュースにならない、しかも、どんな画を撮れるか想像ができないイベントの説明をされても困ってしまいます。
イベント3日前なのに、取材がこない…そんな時に使える3つのPRテクニック!
■1、意外と多い超専門媒体作戦!
WEB 媒体を徹底的にあたりましょう。だだし数打ち当たれば…はダメです。どこを押さえることが大切なのか考えましょう。リリースを投げていても、送付先に偏り が多い場合があります。また一番忘れがちなのは専門性の高いWEB媒体です。探すとその数は非常に多く、グノシー等の人気キュレーションサイトにも掲載さ れるものも増えているので知らないと損です。
■2、営業局をまわる!
CM出稿されているならば各TVの営業局にアプローチするテもあります。
広告代理店ではよくやる手法ですが、このサービスを専門的に扱っているPR会社もあります。
弊社でも実施することは可能ですが、そこまでおすすめは致しません。基本は制作ルートです!
ちなみに、各局に営業番組というものが存在している理由は、このような時の為でもあるとかないとか・・。
■3、制作会社にあたる!
CM出稿されてない企業さんの場合でも可能なテクニックもあります。
テレビ局の制作スタッフがPRイベントをENGカメラで撮影します。そして当然ながらタイミング等がよければ複数の情報番組でOAされることもあります。
番組を作っているのは制作会社です。
ただし、一般企業がいきなり交渉しても難しく、制作会社とコネクションが強いPR会社から特別な交渉を行うことで100%可能となります。こちらは制作ルートなので営業局ルートとは異なります。
ちなみに、弊社で依頼が多いのは、3つ目の制作ルート経由です。
「取材がこない!どうししょう~」とやみくもに焦らないで、何故、来ないのかを冷静に考えることが重要です。
弊社にお問い合わせくださる広報担当の方は、メディア側にイベントの告知をするだけで、どうしたら取材に来てもらえるか?まで、焦って考えられなくなっているようです。意外に、一週間もあれば、出来ることはあるものですよ。
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