PR関連 2014/04/03
『初詣』は行きましたか?
年初めに一年の感謝と祈願をする日本独自の文化ですが、みなさんは初詣したでしょうか。
京都中央信用金庫のアンケートによると、今年の初詣の賽銭平均額が296円と昨年比54円増えたそうです。さらに経営者らの参拝が多い神田明神(千代田区)では、祈祷が約3000件と過去最多。平年の
1.5~2倍の数字となっています。
景気回復の期待の表れなのか「神頼み」がとても増え、明るい兆しが見えてきます。
初詣と言えば、テレビやネットで話題となり賛否を集めた「電子マネー」でお賽銭を奉納できる神社の登場です。
ネット上では「ご利益がなさそう」「時代もここまで来たか」など様々な声があり、話題性の高さが伺えます。
興味半分で電子マネーを利用する方はいるかと思いますが、やはり賽銭箱に直接お金を入れた方が気分的にはご利益がある気がします。
しかし、ネットやメディアでの話題づくりとしては、とても効果的だと思います。
この電子マネーが設置された神社「愛宕神社」は1603年、慶長8年、江戸に幕府を設く徳川家康公の命により防火の神様として祀られたという歴史のある神社です。
その神社に電子マネーで参拝という「違和感」が話題を呼んだのではないでしょうか。
今回の例では賛否はありますが、「違和感」を上手くついたPRだと思います。当たり前の日常に違和感を与えてあげることで、体験してくれた方が大小ありますがリアクションを示してくれます。
スマホやSNSの普及により、リアルタイムで大勢の方と接触が可能になりましたが、何をして良いのかわからない企業が多いと聞きます。そこでアイデアを出す段階で「違和感」を軸に考えてみてはいかがでしょうか。
参考:『「ウラ指標」時間差波及なるか』 日経MJ 2014/04/02
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